- 2011-06-17 (Fri) 01:12
- Diary
refeiaさんの『萌え絵の教科書』買いました。自分は絵を描き始めたころ、仲間内でいちばん絵がヘタで(とほほ…)、大学も生物系、その後試験管(というよりも、遠心分離機にかけるチューブ)振る仕事とかしてたので、前書きに親近感が。
御本では確か、併用する参考書にルーミスの『やさしい人物画』が挙げられていたと思うんですが、ジャック・ハムさんシリーズもrefeiaさん式に方法論が近くてお勧めだよ、ということで紹介してみます。
描き方そのものではなく「コツはどこなのか?」「特徴はどこなのか?」という点中心の解説本なので、対象の本質を捉えるのに役立ちます。収録された絵は比較的ざっくりで、好みが分かれるところですが、これは絵そのものを参考にして描くための本ではなく、特徴の解説に終始しているからと思います。
refeiaさんの御本も、絵を最善手で組み立てていくための、コツや特徴をまとめた本。なので相性いいかなあと。
で、『萌え絵の教科書』、個人的には、他のメイキング本に比べて、サンプルの絵柄に引っ張られることなく、学びながら自分の絵にコツを取り入れていけるところがいいなあと。反面、絵を最短・最善手で仕上げる方法や、クオリティを上げるコツに解説が集中しているので、ツールの使い方から分からない、という人にはちょっとピンと来ないかも。
なので、まずは何枚か、デジタルで絵を完成させてから覗いてみるといいと思います。何枚か描いてちょっと伸び止まった時、『もうちょい手を入れられそうなのに、どこに手を入れたらいいんだろう…』という人にお勧め。
サンプルの絵がきっちり、幅広く萌え絵のテンプレートを踏襲しているので、こちらから学び取れることも大きいですよ。うちはこの子が大好きなので、掲載されてて嬉しかったですヽ(・ω・)ノげんきっこ!
追記:
ツールの使いかたのお勧め本も紹介しておけばいいんじゃね?みたいな話題が出ていたので追記しておきます。でも、さらにTwitterで話題になっていたように、私もPhotoshop、特にExtendedについては公式のオンライン取説最強だと思います('へ')
分かりやすくて手元で使えるCS5準拠のコンパクトな本が欲しくて、だいぶ探しているんですけど、まだ全機能を網羅していて、デザインが見やすいリファレンスを見つけられないです。最近、こまめにアップグレードされるせいか、旧バージョンの本もかなり多く見かけて、CS5の本自体がまだまだ少ない印象。
検索で探している機能が出てこないこともあるので、googleからとか何方向からか検索してみたほうがいいかも。自分の検索ワードが間違ってるだけかもですがorz
昔はエクスメディアの赤本を使ってたなあ。構成がシンプルで好きでした。
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